私の生活や自分史・読書、旅などの記録


by ttfuji(トコ)

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a0055866_1137258.jpg 当自治会ほか3自治会合同の高齢者サロン「スマイルクラブ」に参加。
 3か月に一度、自治会会長やスマイルクラブ会長、ボランティアの人達が手作りお菓子、お茶の用意や楽しい集いにするために様々な趣向で盛り上げて下さる。 

 対象は70才以上、ボランティアの人達は予備軍の5・60代である。老人会のような内容にちょっと躊躇いもあるが、出席してみると思わぬ出会いがあり楽しいので、いつの間にか楽しみになっている。

 今日の出し物は「朗読」と「ギター演奏」とある。
 自治会長Wさんの紹介でKご夫妻が紹介された。Kさんは、以前当自治会内に住んでいられた方で、ご主人はギター演奏、奥様は朗読をして下さいます、と紹介。

 ひとつ目は、山梨県に伝わる民話「富士山と権現山?」、もう一つは、石川啄木作の「人とサルと森」という話。名調子に聞き惚れた。そのあと、ご主人のギター演奏。2册の歌集が配られ、ギターに合わせて合唱があった。一冊は童謡や名曲、もう一冊は「懐メロ」で沢山の童謡やラジオ歌謡など名曲が歌われた。
 時々、マイクが歌の上手な人に手渡された。女性にも男性にも素人離れしている人がいた。声楽家と思われる程素晴らしい声の持ち主がいて、司会者が聞くと、男性合唱団に入っているという。若い頃から合唱で歌っていらしたとのこと。

 散会後、話す機会があり、聞いてみるとなんと娘の親友のお父さんで、奥様もよく知っている方だった。私の名前を聞かれ答えると、よく存じていると言われた。昔、お会いしたことはあるが、すっかり忘れてしまっていたが、感じのいい素敵なご高齢になっていられた。

 また、もっと驚いたのは、朗読とギター演奏のKさんご夫妻。なんとわが家の近くに住み6・7年ほど前に厚木に越された方だった。朗読やギターの時には気が付かなかったが、改めてあなたの家の近くにいらした方ですよ、とW会長にいわれ、はっと気付いた。本当に知的な芸術家の雰囲気のあるご夫妻と感じ、以前の明るいがご本人が病弱と言っていらした奥さんと結びつかなかった。
 ご主人は現役引退後、独学でギターを習い、奥さんはホテルのカルチャー教室で朗読を学んだという。ご夫婦の定年後の生き方に感動した。
 他にも久しぶりに会った人がおり、参加してよかったと感じた。
 
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by ttfuji | 2012-10-31 16:40 | 時事・社会・地域・自治会 | Comments(2)

会長さんのお見舞い

 体操のさつき会の会長,Eさんのお見舞いに会員3人で行ってきた。
 9月中頃、県高齢者体育大会が行われた前日に、自宅で尻餅をつき、骨折したのだった。ご本人は、大したことはないと思っていたらしく、前日の夜、腰を打ってしまったので、明日は行けそうにない。次回の体操には出られると思いますが、皆さんにくれぐれもよろしく、と電話で仰り、私も無理をなさいませんように、参加者で頑張ってきますから、と答えた。
 ところが、次回もお休みだったので、近くの人に聞くと入院されたとのこと。骨折しているとのこと。それから1か月半経つのに、その後の経過も聞かない。
 何しろ、80を過ぎた最高齢者で骨折したら簡単ではないだろうと話していた。個人的にもSさんがお見舞いに行ったとき、怪我の方は兎も角大変お元気とのこと。骨は日柄ものだから時間がかかる、という。会としてお見舞いしなくていいのかと言うと、会則がないからという人もいた。
 しかし、一方ならず会のためお世話下さっている方、いつもお茶菓子や果物を振る舞って下さり、会から出しましょうと言うと、それが生き甲斐なのだからと言い、親しい人も、生き甲斐を奪っては申し訳ないから、有り難くご馳走になりましょうという感じである。皆さんが、私のような者に会長をやらせて下さるだけでも有り難い、という方である。
 金曜日の体操の時には、相談できなかったが、土曜日に何人かで手分けして電話でお見舞いのことを諮った。皆さん賛成して下さったが、中には、会則がないからね、と言った人もいた。個人的に行っても、決してお見舞いは受け取らないと聞いていた。今月いっぱいで退院と聞いていたので、急がないと間に合わない。
 会いに行きたいという人は多いと思ったが、いちいち聞いていたらきりがないので、言い出しっぺ3人で行ってきた。月曜日が大安だからとのOさんの提案できのう3時からの面会時間に行ってきた。

 Eさんは、大変お元気で私たちを見て驚かれ、喜んでも下さった。
 体操の会の方は1月から行けると思うと言われた。何しろ尾てい骨が粉々に砕けたという。年齢的に骨粗鬆症でもあるので仕方なかった。皆さん、転んだり尻餅付いたりしないようにね、と言われた。会からのお見舞いです、と言うと硬く辞退された。しかし、皆さんの総意ですからとこちらも強く伝え収めて頂いた。
 私のような者が会長など、もう遠慮しなければ、といわれるのを、Eさんだからこそ、皆が付いていくのです、と訴えた。あの個性的な高齢者の団体をまとめるのは大変だと思う。

 当分はリハビリが続くようだ。娘さんが見えたので、私たちは失礼した。でも行ってきてよかったと思った。気になっていたことが済ませられた。
Eさんのお身体が以前のように戻りますようにお祈り致します。
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by ttfuji | 2012-10-30 18:54 | 太極拳・スイミング・体操 | Comments(0)
 10月22日(月) 
 太極拳。日差しが強く東向きの窓から練習室の中まで陽が入るので、厚地のカーテンを閉める。暗くなり照明が必要になる。風も入らないのでかなり暑い。猛暑ではないがかなり汗をかく。
 午後はコミュニティセンターで、1時半から3時半まで自治会主催の防災研修があり出席する。市や消防署から担当者が地震や火災に備えての注意や心掛けなど、映写で説明されたが、特に目新しいものはなかった。
 今後1年から30年の間に発生する地震の規模や確率は○○%で、まず大きな地震が来たときには、身の安全を考え、ガスの火を消すのはそのあとでいいとのこと。家具の倒壊などの危険から身を守る方が先というが・・。独居高齢者の対策なども話し合われた。
 10月23日(火) 
 降ったり止んだりの雨。3・4日程奈良の旅に出ていた夫が帰るので、食材の買い物に出る。
 留守の間はあり合わせで間に合うので買い物に出ずに済んだ。というよりいつも冷凍庫も冷蔵庫もいっぱいなので食材は豊富だ。保存食もあり一品作ればいい。気楽なもの。しかし、これが長くなったら随分いい加減になるだろうな、と思う。
 献立を調えるということをしないだろう。一人暮らしは気楽だが食生活は好きな物だけを食べると思うので栄養のバランスが悪くなるだろう。注文の多い人がいることは、いいことかも知れない。夕食はすませてくるというので、翌日にまわしてもいいように、おでん、焼魚を用意しておく。
 10月24日(水) 
 夫は、おでん、焼鮭、納豆などで朝食。きのう作っておいてよかった。私は9時からのスイミングに行く。帰宅は11時過ぎ。私も昼食におでんを食べる。
 10月25日(木) 
 夫が午前中水泳なので、車の関係で図書館へは午後行く。Tさんと一緒である。
 リクエストしていた『下町ロケット』ほか4册借りる。返却は同じく4册。
 10月26日(金) 
 太極拳の会場予約の当番で10時前にコミュセンへ行く。遅れて行ってとれない場合もあるので、当番に当たると忘れないようにあちこちメモを貼り大わらわだ。今日申し込むのは11月26日(月)分。1か月前に申し込むことになっている。
 ところが行ってみると、11月26日は、床掃除の日で休館になるという。
 以前は葬儀などで突然使用できなくなることがあったが、今は、葬儀には使われなくなったらしく、地元の自治会が使用するのが優先で、それ以外使用できないことは滅多にない。会長にその旨連絡を入れる。
 午後は体操の会。2週間なかったので久しぶり。Oさんがぎっくり腰で欠席のためFさんと行く。会の最年長で会長でもあるEさんが、9月に転んで腰を骨折し入院中。大したことはない、と始め言っていたのに、入院して調べたところ複雑骨折という。お気の毒だがお互い高齢者なので充分な注意が必要と肝に銘じる。今日は欠席者が多かった。
 とうきゅうに寄り買い物して帰る。
 
 
 
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by ttfuji | 2012-10-26 21:58 | 時事・社会・地域・自治会 | Comments(1)

原稿を書く

 作家でも有名人でもないのに、原稿を頼まれることはある。知人が発行している冊子や同好会などのまとめや、「何々に参加して」とか、「会の一年を振り返って」の類の小文である。読書会のまとめも書く。

 上手下手は兎も角、何か書きたい人は多い。私もその一人かも知れない。なかなか採用されないが以前は新聞などにも投稿した。だから、人様の書いたものを読むのも好きである。同人誌など読んで感想を求められることもある。

 この秋に、ある冊子に、ある本の書評を書いた。知らない人から褒めて頂いた。褒められるのは幾つになっても嬉しい。次号も是非と言って頂いた。女性の書き手を増やしたいと言われ、書ける友人に打診したが、ことわられた。

 昔、ある冊子に名文を載せていたのを何度か読んで感心させられた覚えがある。そういうと、それは昔のこと、今は書いていないから書けないと言われた。皆さま奥ゆかしくいらっしゃる。私など恥を恥とも思わないから読んで頂けるなら何でも書く。反応を頂ければ嬉しいし、生き甲斐にもなる。

 この冊子、もともとは旧制中学校の同窓会誌だったのが、20年近く続いてみな高齢になったこともあり、一区切りつけたとのこと。私も何号か読ませて頂き、それぞれ趣味のことや現役時代の専門分野のこと、旅行記、日常生活のエッセーなど、力作傑作を読ませて頂いた。

 発行責任者は書くことや編集が好きな人で、殆どが身銭を切っての発行だったらしい。一旦、廃行にしたものの、1年も経たないうちに淋しくて仕方がなくなったという。そして今度は定期でなく、原稿が集まったら発行すると、発刊の辞で述べている。途中から執筆者も同窓会員の枠を外して原稿を募りたいという。読者は女性が多いから女性の原稿も募りたいという。仲間集めまでは荷が重いが 原稿を依頼されたことを喜んでいる。
 
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by ttfuji | 2012-10-24 19:26 | 家族・身内・私 | Comments(0)
 きのうは妹の通院日だったが、夫のJさんが兄のお見舞いに行くため妹が一人でタクシーを呼んで、病院まできた。私がいつもの時間に行ったときには、三つの科の診察をすでに終えていた。
 間もなく会計で呼ばれ妹が支払いを済ます。処方箋を受け取り、いつもはJさんが行く調剤薬局へ私が行く。大分涼しくなったので楽である。
 薬局では1時間ほど待たされる。とにかく薬の種類が多い。2か月分なので尚更だ。それを見るだけで具合が悪くなりそう。痛み止めの薬が今までは一日2回だったのが3回になった由。
 かっての、いてもたってもいられない、という痛みではないようだが、痛みから完全に解放されないのは辛いことだろう。

 いつもは病院から帰ると2時近いことが多かったが、きのうは1時には帰れた。居合わせた妹の二男がおり、病院の見舞いは3時からなので、Jさんは散歩に出かけたという。私も久しぶりに甥と会い、昼食を一緒にし、3時前に辞去した。
 結局、妹も間に合ったので夫と次男が一緒に病院へ行った。長男とは病院で合流するとのこと。
 一昨日の話では、T家の長兄一郎さんが危篤状態とのことで皆で見舞うことになったが妹が通院があるので妹だけ行かない予定だった。
 Jさんのショックも大きく涙もろくなっているという。
 夜、電話してみると、危篤状態はひとまず脱却し熱も下がって安定しているというが重篤であることはかわりない。
 父親が早くなくなり、親代わりになって下さった一郎さんには、妹も甥たちも新年の挨拶は欠かさない。一郎さんが書かれた「神仏の加護を受けて」という自費出版の本を読ませて頂き、ブログに載せたことがある。(2008,5,28)
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by ttfuji | 2012-10-21 16:17 | 家族・身内・私 | Comments(0)
 マイミクシーのWさんが楡周平の『修羅の宴』を激賞していた。作品に対して鋭い目を持っていられる方なので、この著者の作品は未読であるが読んでみたいと思った。図書館で聞いてみると、リクエストが30何人かあるという。それなら同じ著者のものでと書架にあった『マリア・プロジェクト』を借りてきた。まず継続した三浦しおんの『まほろば駅前多田便利軒』と内舘牧子の『夢をかなえる夢を見た』を先に読んだ。どちらも読みやすい本だった。

 さて『マリア・プロジェクト』であるが冒頭から衝撃的な場面。堕胎される胎児の悲痛な叫びではじまる。痛ましさ、怖ろしさに襲われる。
 プロローグはフィリピンの中でも最悪なスラム街トンドで少女誘拐が起こることから始まる。極貧の人達が住む劣悪な環境。汚水と糞尿の匂いが立ちこめる。ここでは戸籍もなく、行方不明者が出ても警察がまともに取り上げない。ここで生まれたと分かれば、どんなに優秀で最高の大学を出ようと一流会社では採用しない。少女はアリシアという16才の処女。誘拐者に協力したのが、酒飲みのテオドロ。実はアリシアの父はその地域の男たちを束ね仕事を斡旋する面倒見のいい親方だ。恩ある親方の娘を誘拐の手引きすることなどできないはずだが、誘拐団に話を持ちかけられ謝礼をちらつかされると協力を承諾してしまう。飲んだくれて路地で寝込んでいるところを、アリシアが通りかかり、自宅まで支えていく。「すまねえな。アリシア、お前は本当に優しい娘だ」。
 しかしそれは演技で自宅まで行くと、そこに誘拐団の男たちが待っていた。麻酔で眠らされ身体を調べられた。男は、テオドロに5万ペソを渡す。2か月以上何もしないでも食べて飲んでいられる金額に驚く。

 このスラム街で何年かの間に少年や少女、幼児の誘拐が続く。その目的は、臓器移植や受精卵の母胎を得るためであった。世界中の需要に応え、「マリア・プロジェクト」と名づけられた闇の研究機関がフィリッピンで作られていた。

 一方、日本の財閥の跡継ぎの一人娘、大道寺諒子は帝大(東大)の優秀な学生と恋に落ち、妊娠する。家柄に格段の差があり、どう見ても両親の許すはずのない相手だった。中絶できない月数まで隠し、既成事実で生もうとするが、母親に追求され、中絶を強要される。胎児は強制流産という形で施術が行われた。
 その医師は優秀な遺伝子を持つ胎児から卵子を取り出して培養液で熟成させる目的で大儲けができるとほくそ笑む。その医師、新城もプロジェクトの一員であった。
 恩師である帝大の名誉教授楢崎から電話で秘密裏の手術を依頼されたのだった。

 とにかく、読んでいると、不快感とおぞましさに胸が圧迫され読み進むのが苦痛でこれ以上は無理と一旦は本を手放した。
 しかし、怖いもの見たさというか、一日経つと人間社会の深刻な問題提起かも知れないと、翌日また読み始めた。子どもの心臓病を治すには移植以外にないと、海外で手術する現状もある。人工授精した受精卵をお腹を借りて子どもを生んでもらうこともある。日本では許されないことを外国で受けることは多い。母体を貸した女性が生まれた子供の引き渡しを拒むこともある。
 そうしたトラブルを防ぐため、誘拐した16才の少女が使われる。初めこそ抵抗するが、きれいな環境で贅沢な食事を与えられると逃げられないと観念し、1年おきに子どもを生ませられる。生まれた子を1度でいいから抱かせて、と泣き叫んでも赤子はどこかへ連れ去られる。

 諒子の恋人だった瀬島孝輔は、諒子から中絶のことをメールで聞かされると、初めは怒り、やがて自分の犯した罪に思い至り別れを決意する。大学卒業後、飛鳥物産という一流商事会社に就職し、海外勤務でフィリッピンのマニラ支社にきていた。
 建設部門で現地採用されたマリオは、フィリッピン大学を優秀な成績で卒業したが、スラムのトンド生まれということを隠し、待遇は日本人よりかなり安い給料だが、不満も言わず、誰にも負けないくらい働いて瀬島の信頼を得、片腕となっていた。
 
 そのマリオの高校生の弟が行方不明になった。マリオは仕事どころではなくなり、弟を捜すため休暇を取る。瀬島は、今まで休んだことがないマリオがやつれて暗い表情なのが気になり、問いただす。マリオは大学に入るとき、トンド出身を隠すため世話する人があって、ある人の養子になっていた。それを聞き出すと瀬島はそんなことは問題ではない、また、あえてトンド出身と明かすこともない、と励まし強い信頼で繋がった。

 大道寺諒子は、親の決めた相手と結婚。男児が生まれる。しかし、心臓に欠陥があり5才の時心臓移植以外に助からないと言われる。どんなにお金がかかろうと助けてほしいと、医師に懇願する。一方、胎児から採った卵子を大切に育てている新城は、すでにフィリッピンのプロジェクトに受精卵を使って子どもを生ませていることを知っており、諒子にフィリッピンで心臓移植を受けるように伝え、手配する。
 息子の手術は成功するが、半年後に感染症で死亡してしまう。大学の要請でしぶしぶ承諾し移植された心臓は摘出され保管される。

 瀬島と諒子の間でも、フィリッピンでの偶然の再会があり、今までのすべてのことを知った瀬島は諒子に心臓のDNAを調べるように言い、遺伝子が胎児からとった卵子と共通していることが分かる。
 プロジェクトの闇の存在と誘拐された子どもたちのことが繋がり、研究所から子どもたちを救わなければ、内臓提供者として生きたまま殺される。胎児から採った卵子も取り返さなければ。

 アリシアの父はずっと最愛の娘の行方を捜していたが、大金を持っていたテオドラの話を聞き、追求する。マリオの弟の誘拐を認め、すべての誘拐に協力したことを認める。

 屈強な男たちを集め武器も用意して戦略を立てる。瀬島もマリオもその一団だ。

 もう一人、プロジェクトの標的になり、母胎提供者とされた女性がおり誘拐される。女性はフィリッピン大でこの国のことを研究するため島を巡ることになっていた。
 この女性の機転で外部に「ヘルプ!」の手話が外で芝の手入れをしていた難聴の男性作業員につたわり、施設の場所が判明したのであるが略す。それからあとのことは長い戦争のような襲撃場面が続くが略す。
 誘拐された子どもたちは救い出される。マリオの弟も固定された手術台から危機一髪助けられる。

 読んで以前読んだ「私を離さないで」(カツオ・イシグロ)を思い出した。内臓提供のためにクローン人間として生まれた子供たちのことを書いている。

 おどろおどろした小説だが、神の領域を侵した医学界への警告書ともとれる。エンターテイメントとも言えるかも知れない。

 フィリッピンからクレームはなかったのだろうか。
 
  
 
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by ttfuji | 2012-10-19 20:38 | 読書・読書会・図書館 | Comments(5)

秋たけなわ 茗荷収穫

 温かい秋の日に、秋うららだなあ、とつぶやいて、秋はうららとは言わないか、と苦笑い。一気に秋が深まったと思ったら、夏日のような日もある。どんなに暑い日でも朝夕は冷え込んで羽織るものを探す始末。日中の温かさは今やありがたい。
 もみじの便りもあちこちから聞くが、以前のように腰が上がらない。自然の秋に人生の秋が負けている。
 そういえば、今年は秋の来るのが遅く、彼岸花も半月遅れだったし庭の茗荷もこの頃になってやっと採れだした。
 夏茗荷で7・8月には素麺やお刺身などの薬味、酢の物、汁の実と多いに重宝したのに、今年は9月近くになって貧弱な姿を時々あらわしただけ。
 猛暑が長かったし雨不足のせいだろうと諦めていた。 
 
 茗荷の葉も黄ばんできた。夫は早く始末したいだろうな、と想像しながら葉を分けてみた。あちこちに茗荷の子が顔を出している。あら今頃になってとびっくりした。乾いた土を持ち上げて出てきたのでオケの水にに暫くつけ、洗ってザルにあげる。
 その晩は、ナスと茗荷のお味噌汁にした。この出会いものは私の好みである。 
 茗荷とナスの卵とじもおいしい。茗荷には執着がある。可憐な黄色い花も見てよし、食べて良しである。洗ってそのまま口に入れるとえもいわれぬ香りが広がる。
 季節はずれの収穫もまた良し。ご満悦である。
 大分消費してからだが写真に撮る。

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by ttfuji | 2012-10-17 14:18 | 食・献立・料理 | Comments(3)
 10月8日(月) 
 体育の日。きのう体育祭に出かけているときYさんから電話があったと翌朝になって聞いたので、10時頃電話した。特に、用事ではなく今日映画に行くという。ご主人と一緒でしょう、と聞くと、そうだけだかまわないわよ、という。ウオーキングでもお花見でもいつも仲間に入れて頂いている気の置けないご主人だ。私もご一緒させて、と出かけた。映画の題名は聞かなかったが、一人なら多分、観なかったと思う。『最強の二人』というフランス映画だ。アクションもの?、と思うほど車の暴走シーンからはじまり、不穏な場面も次々出る。スラムに住む刑務所を出たばかりの黒人青年が失業保険をもらうために頸椎損傷のため頸から下がまひした富豪の雇用主に面接し、介護の仕事などする気も働く気はなく書類に証明印を請求する。黒人で屈強な男に自分の介護の仕事を任せようとするが、乱暴者で抵抗や悪態をつきながらも、次第に心を開き、人間として対等に接し介護の精神に目覚めていく、というヒュウマンドラマだった。実話を元にしているという。雇い主も彼以外は気に入らない。こんな重い障害では無理、と雇い主が躊躇することを何でもやらせる。船にも列車にもハングライダーにも乗せてしまう。まさに最強の組み合わせだ。
 たまにはこんな映画もいいか、と納得。お邪魔虫をしながらこんないい方は失礼だが。

 10月10日(水) 
 スイミング。7~9月のブログをプリントして送った旧友、朝霞のSさんと横浜のKさんから手紙を頂く。ブログについてのいろいろ感想を書いて下さる。まず、続いていることを褒められる。元気、頑張っているといわれる。年々お粗末な内容になって、送ることを躊躇っているというと、是非読みたい、といってくれる。一人でも理解者や反響を頂くと嬉しくなって手紙のつもりで送っている。ただ、以前ブログのスキン変更をしたとき、直接読んで下さる人からはすっきりした、といわれたが、プリントで読んで下さる人からは、字が小さくなって読みにくいといわれた。ずっとそのままにしていたが、また背景を戻すことにした。

 10月11日(木) 
 午後から図書館。その前にコジマにプリンター用インクを買いに行く。
 図書館では4册返却、そのうちの一冊を継続。新たに3册借り計4册借りたことになる。
 池井戸潤の『下町ロボット』も『ジェノサイド』も楡周平の『修羅の宴』も検索してもらうと、大勢の人のリクエスト待ちになっており、比較的待っている人の少なくなっている『下町ロボット』だけをリクエストした。『修羅の宴』の代わりに「マリアプロジェクトを借りてきた。

 10月13日(土) 
 郷土史研究会。今日の講演は『伊勢原の争論』、以前、『神奈川の争論』についても講義して下さった小沢昭子先生。とても歯切れのいい分かりやすい話で興味深かった。
 今月より、私の友人のご主人が歴史がお好きとのことで郷土史会に入会された。
 会終了後、公民館展示室で「吾曜会」の絵の展示を見る。レベルの高い絵だった。
 いつもの4人で昼食とおしゃべりをし別れる。みな高齢なのでこのひと時がとても楽しいという。
 伊勢原は、今日明日と『道灌まつり』がはじまる。 
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by ttfuji | 2012-10-12 20:25 | 映画・演劇・音楽 | Comments(1)

この頃思うこと 川柳で

 「この頃思うこと 川柳で」という一文を1993年の同窓会誌に書いたことがある。
 最近の出来事や所感をまた川柳で書いてみようと、古い「同窓会誌」を探し出し、読んでみると、なんと20年前と昨今では社会環境も政治経済も、天災や事件もあまりに似ていることに驚く。
 例えばこんな内容である。

            *   *   *   *   *
 この夏は政権の変動があり、地震による津波(奥尻島津波)や集中豪雨による大災害、冷夏といわれる異常気象(今年は猛暑だが)で世の中騒然としている。長引く不況、円高の拍車でマスコミから不安感が煽られる。長期政権にあって腐敗した政治に、国民の下した審判は政権交代。しかし連立に不安視する声も多いが選挙民の過半数が下した選択である。
   
   政権交代 一度はやりたいやらせたい  
     (短兵急に結果を求めずじっくり見守りたい)
   政治改革期待してます細川さん
     (クリーンなイメージだったがやはり殿さまだった)
   新野党立場変われば野次の側
     (国会の野次はあいも変わらず)

 天災は突然やってくる。その恐怖悲劇に言葉もないが、生まれ故郷が災害の多い土地だからといって離れることなど容易ではないし、捨てられるはずもない。

   運不運どこが境目被災の地
   神仏がなぜ与えるか地獄の苦 
     (天罰も平等ではない)
   天災が人災となる自然破壊
 
 わが家では、定年を前に夫が急に庭仕事に興味を示しだし狭い庭だが次々に花の苗を植えたり種を蒔いたり。草と思えば雑草と思い出るそばから抜く。おかげで私の植えた花や木はすっかり姿を消した。

   休日は園芸三昧わが主
   アルコール入れてエンジン庭仕事
 
 最後にテレビについて思うこと。
   
   ワイドショー中味平和の象徴か
   視聴者のレベルテレビに教えられ
   リポータースッポンの如離さない
     (この頃はワイドショーといわずニューショーというようだが)             
            *   *   *   *   *   
 さて昨今のことを川柳で、と思ったが19年前とあまり変わらない世相で、斬新なものが思い浮かばない。駄作を連ねお茶を濁す。
  
   神仏の罰は公平とは言えず
      (神は乗り越えられぬ試練を与えないというが)
   歳は言わず歳には勝てず歳を感じる
   物忘れ二重三重のバリアかな
      (脳の老化は想像以上、あちこちに張り紙)
   詐欺電話高齢者皆お金持ち?
   ない袖は振れぬ、で詐欺の被害なし
      (それにしても騙される金額の額に驚く)
   紙面には今日も虐待いじめ記事
      (心がすさむのは社会のせい?家庭にせい?)
   政局の混乱ここに極まれり
      (次々変わる国のトップ)
   長命は肩身が狭い世になりぬ
      (声高に少子高齢化を叫ばれると・・)

 毎日が日曜日の老い二人暮らしは接触が多く、息抜きが必要。お互いが
   “女房元気で留守がいい”
   “亭主元気で留守がいい”
 と言い合っているのは健康な証拠である。どちらかが病気したら、助け合わなければならないだろう。
 私はサークル、太極拳、スイミング 体操の会や趣味の会で出かけることが多いがクレームはなく「ご随意に!ごゆるりと!」と言ってくれる。自由にさせてくれるのが何より有り難い。

 2012年は20年前より難問が山積しているのも事実
 原発問題、がれき処理問題、沖縄基地問題、オスプレイ、尖閣諸島ほか島の問題、拉致問題、財政問題、若者の就職難 等々・・
 これらを誰が、どの政党が解決してくれるのか。

 明るい川柳もつくりたいが能力不足。思いついたら追加して書くつもりである。
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by ttfuji | 2012-10-09 12:34 | 趣味・雑学 | Comments(6)

地区運動会

 毎年恒例の秋の地区運動会が今日行われた。小学校区の12の自治会により行われる。9月に回覧が廻り参加を呼びかけられる。私は、回覧の時参加を記入しなかったが、当日行けたら行ってみようと思っていた。
 お弁当の数や競技種目への出場を予め知る必要があるのだ。自治会別対抗の競技も沢山ある。高齢者が出られる種目も幾つかある。今年班長のお隣の奥さんが、回覧が戻ったとき、班からの参加者が2家族4人と少ないので、参加して、と言ってきた。
 殆ど毎年参加しており、行けば行ったで、旧知の人達と出会え楽しいので、参加すると返事をしておいた。プログラムももらっていた。うっかりカレンダーに書くのを忘れたが、体育の日前後と、うろ覚えしていた。
 けさ、チャイムが鳴るので出てみると、お隣のOさん。今日運動会あるの知っているわよね、と言われた。9時40分、私はすっかり忘れていた。10時開会である。少し雨模様、雨の時は体育館で行うことになっているが、今日は回復に向かうという予報なので校庭で行う由。Oさんはそのまま出かけた。声をかけてくれなければ忘れるところだった。
 急ぎ10分ほどで身支度をして持ち物も一通りの物を大ぶりのバッグに詰めて出かけた。
 雨は小雨。気温も低いので防水のジャンバーを着ていった。歩きながら、友人のOさんに電話。申し込んでないが、行けたら行くと言っていたので、携帯から電話する。
 今日雨でもやるの、と聞かれ校庭でやるそうですよ、と答える。あとから行くとのこと。
 会場に着いたとき、ラジオ体操が終わるところだった。自治会毎に、テントが張ってあるが、雨が止むどころか絶え間なく降っているので傘をさして椅子にかける。少し遅れてOさんも見えた。
天候の割には参加者はかなり多い。幼児を連れた家族連れも多い。どの種目にも参加賞が出る。出られるものはすべてに出て、家族ぐるみで賞品稼ぎしている。 大きな袋に山のような賞品を詰め込んでいる人も多い。やはり商品は嬉しいもので、子供も大人も嬉々として参加している。私も、球運びやパン食い競争、ファイナルアンサーに参加した。
 ファイナルアンサーは殆ど全員が参加するので、振り落とすために、奇問ばかりだ。  例えば、昨年の公民館の利用者数は35,657人か36,452人かというように僅差の問題が多い。Aの答え,Bの答えで仕切りを移動する。もっと常識問題を出してくれれば、と思うが、そうなると間違った場合恥ずかしい。1問目で間違ってそれでもティッシュペーパーを参加賞として頂いた。
 最後に4人残り、小学生3人と成人男性だった。子どもに聞いていたが、問題全部わかりましたかという問いに、一つもわかりませんと答えていた。勘というか運でもあるようだ。昼近く雨も止み空も明るくなり陽も差してきた。
 地区別対抗では、綱引きも縄跳びもムカデ競争も5人6脚も障害物競走もわが地区は奮わなかった。自治会によっては当日まで練習したり、リハーサルしたりするそうだ。

 ごく小さな単位のマンションの自治会でも若い人が多く参加して正式のよいところもある。
 団結力では負けると感じた。最後の成績発表を残して4時頃退出した。
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by ttfuji | 2012-10-07 23:01 | 時事・社会・地域・自治会 | Comments(0)