私の生活や自分史・読書、旅などの記録


by ttfuji(トコ)

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 昨日、「ミニサロン・スマイルクラブ」でボランティアとしてお世話下さっているHさんが、出欠の半片をとりに見えた。
 Hさんは、私より若く、率直にものをいう方だ。そういう方は話しやすい。その折、私がホームページを持っていると誰かに聞き、最近パソコンを買ったので、どうしたら見られるか、教えて欲しい、といわれた。主にネット販売などに使っているだけとのこと。
 私は、ホームページと言えるかどうか分からないけど、ブログを書いていると伝え、ちょっと待って、といって2階にノートパソコンを取りに行き、玄関のげた箱の上に置いた。玄関先ではと思い、お上がりになって、と言ったが遠慮された。
 今度のノートパソコンはどこへも持っていけるしマウスも無線で便利だ。
 まず、フォトギャラリーでスライドショーをお見せし、旅の話などし、驚かれた。
 次に「お気に入り」から私のブログ「マイライフ」を開き、スマイルクラブの写真入りのページを開いた。なじみの場面がでてスゴイとびっくりされた。
 調子にのって、ブログをやって世界が広がったこと、多くの素晴らしい友人や人生の先輩に出会えたことなど話した。
 友人に、ブログのURLを聞かれるとメモしたり、ブログのコピーの不要になったものを差し上げたりしていた。
 ところが最近は、いくつかのプロバイダーの検索欄に漢字で実名を書き入れただけで私のブログが読めると知った。それを知ったときは、驚きそして不安にもなった。そして長く書いているうちに認知されたのか、と思ったり、初期のころ、友人のブログのコメント欄に感想や意見を実名で書いていた。尊敬する先輩の、記事やコメントは正々堂々実名で責任もって書くべきだ、というご意見に共鳴し賛同したのだった。

 ということで、Hさんにはたまに読んでみて、と伝えた。友人の中には、のぞき見するようで遠慮している、という人もいるが、私は、ブログを書いている人はみんな読んでもらいたいのよ、と言っている。もの言わざるは・・・の気持ちもあるが。
 Hさんはパソコンを習いたいというので公民館でやっているY先生の「パソコン楽習会」の日程を教えた。
 私は、メールで知らせていただいている。

 夕方、Hさんが見え、先ほどは、といいながら、今届いたばかりというグリンアスパラを沢山下さった。こんなにというと、ご近所にも配ったという。親戚が生産農家だったが、今は出荷してないので送ってくれるそうだ。

 早速洗って茎の太いのを根元からかじってみた。カキっとかみ切れ甘い汁が口に広がった。皮もやわらかい。生でサラダにできる、と思ったが、体操から帰ってきた夫に勧めると、やはり茹でたほうがいいという。少し青臭みはあるが、一本食べてしまった。穂のほうは甘くない。
 ブログのおかげでおいしいものを戴いた。
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by ttfuji | 2013-05-30 21:22 | パソコン・スマホ | Comments(2)
 今、2つのパソコンを使っている。新しいパソコンが優れていることは、何となく分かっているつもりだ。いつまでも、まだ使えるからとXPを使っていたら、8を買った意味がないし、馴れておかないと、使えなくなったとき今以上にあわてるだろう。

 昨夜も、かなり長いブログを書いてエンターキーを押した途端にぱっと消え、スタート画面に切り替わった。送信する直前だった。泣くに泣けない思いだった。8は文書を書いているとき、カーソルのバー位置が突然移動する。ノートパソコンはキーボタンが平面的で周りのキーに触れやすい。
 また、アドビーのソフトが入ってないので、写真保存や編集はXPの方でおこなっている。それが、そのまま8の方でも読めるし書き込めるので臨機応変に使い分けているが、新しい機能を開こうとすると、ログインにパスワードの書き込みを要求される。ブログとmixiは記憶してもいたしノートにも記録しているのでログインできたが、マイクロソフトのパスワードを入力する必要があったとき、間違っています、と出た。いくら調べても分からない。
 いずれ、購入先に問い合わせすれば解決すると思うが、毎日雑用に追われじっくり電話する気になれない。あとでまとめて、などと思ってしまう。そういえば説明書もほとんど読んでない。何でも後回しにして基本的な努力もしないで愚痴っていても仕方がないのだが。

 ところで、昨日書いて消えたブログはこのことではない。このことは別記します。
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by ttfuji | 2013-05-30 11:51 | パソコン・スマホ | Comments(2)
 2013.5月26日、母の7回忌法要が営なまれた。気力体力減退の長兄は、近くに住む親族だけで内輪に済ませたい意向だった。末妹からそのことを聞いていたので、私は遠方だが絶対出席させて。長女だし、まだ元気だからと言った。弟妹の分までお詣りしてくる、というつもりだった。
 次妹M子は、闘病中だし無理して出なくてもいい、みんな分かっているから、とM子に伝えていた。妹が出れば、当然運転手として息子も付き添う。愛媛の松山に住む末弟は、知らせないと、怒るだろうな、どんなに遠方でも、こういうことは、決して疎かにしない弟だからと思っていた。
 M子は、そのことを夫Jさんに話すと、それは是非出なければ行けない、と強く言い、出ないなんてとんでもない、と問題にした。だから、同居の次男も、他所に家庭を持った長男夫婦も出ることにし、そのことを兄に伝えた。T家の長男H君のお嫁さんを、親族に紹介したいという意味もあったらしい。実家の兄夫婦も、事情が分かり快く受け入れることになった。
 ということで、松山の弟Kにも報せ、遠くて大変だろうから、というと、ちっとも大変ではない、知らせてくれなかったら、もっと大変だ、と言ったという。

 弟Kは、仕事や別の用件を兼ねて、前々日上京し妹Y子の家に世話になった。私も前日から出かけ、Y子のところへ泊めてもらった。
 当日は、午前中にお墓まいりをする。お坊さんにお経を上げていただき卒塔婆を書いていただく手続きは兄夫婦で先にすませてあった。
 M子の家族5人も、お墓の場所が分からないからと、妹宅に参集。お茶やコーヒーを用意し30分ほど歓談。次々訪れる客にもY子は、気持ち良く接待してくれる。
 感激屋のJさんは、涙を流さんばかりに手を取り合って再会を喜び、庭の景色に感激していた。
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      (梅山家で撮った写真、私がカメラマンなのでピンボケ)
 11時半頃、3台の車で、前橋市総社町の元景寺墓地に着く。兄夫婦や三弟(55才で他界)の奥さん洋子さんも同じ車で、すでに到着していた。墓地の手入れはお経の時にすませ、行き届いていた。一帯はS家、本家分家の墓が建ち並ぶ。墓石に水でお清め、花と線香をあげお墓まいりは終わる。墓前にて甥のカメラで記念写真。脚立持参だったので、自動タイマーで全員入れた。
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 このあと、高崎の和食料理店で、精進潔斎の宴。こんな時しか会えない、親戚も多いので話も弾む。初お目見えの比奈さんも、とても感じのいい人で、皆に評判が良かった。といっても結婚を知らされてから、3年経つ。私は初対面ではない。運転者は飲めないが、運転しない人には悪いと思いつつ、勧められるままに大分呑んだ。母も、酒飲みの父に、悩まされることもあっただろうが、自身も多少は飲むので、理解はあった。
 私は、飲んでも少し、饒舌になるくらいで酔うことはない。
 95才の長寿で亡くなった母は、深い悲しみを残さないからいい。これからは、長寿の親の法要は、高齢の息子に託されると、せいぜい7回忌が限度、という気がする。病身の兄もそういっていた。
 このあと、実家に帰って、父や祖父母、ご先祖様の仏様にご挨拶。近くに、三弟の家がある。一昨年10月に出産した姪の赤ちゃんに会う約束がある。年賀状にも是非見に来て下さいと書かれていた。去年行くつもりだったが果たせなかった。

 兄の家に腰を落ち着けると、姪のところへ行けないので、断って出かける。殆ど、全員が、そちらに付いてくる。姪夫婦は待ちかねていた。2才になっていた美里ちゃんは、大勢の来客に驚いていたが、すぐに慣れ、比奈さんに抱っこされた。好みの甘酸っぱい菓子の容器を抱え、頂戴と手を差しですと、一瞬躊躇った後、一つずつ渡す。
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 お茶を頂くが、はっと気が付くと、松山の弟の帰る時間。新宿発の高速バスの乗車券が買ってあるという。遅れたら、あとはない。1万何千円かが無駄になる。このまま、高崎駅に送ってもらえれば充分余裕があるが、大きなバッグと上着が妹の家に置いてあるという。      最後に妹の家に寄ることになっていたが、姪の赤ちゃんを見ることは予定外だったらしい。
 ゆっくりして下さいという言葉を振り切るように、辞去。最後に美里ちゃんは私に抱っこをせがんだ。好かれている、と感じた。赤ちゃんを抱くなんで何10年ぶりだろう。ずっしりと重かった。姪が作った肉まんじゅうをお土産にもらった。外まで見送りに来たが、パパに抱かれ私たちに追いすがるように泣き顔だった。赤ちゃんはみんなそうだ。別れがさびしいのだ。遠い昔が思い出された。

 ところで、一斉に佐藤家を出て梅山家に向かったが、弟の上着を着てないのに気付き、聞くと、甥の車に乗っていたため、車の中へおきっぱなしと言う。そのポケットにバスの乗車券が入っているという。後続の車も続いており、それ程遅れないはず。間に合いそうだ、と判断した。しかし、高崎から直行で行く電車は、湘南新宿ラインだけ。1時間に一本しかない。時間を確かめると、初めの電車は、あと8分で発車。いつも10分くらい余裕がないと間に合わない。次の電車は約1時間後。新宿へは7時3分に着き間に合わない。途中で新幹線に乗り換える、といって車で送られていった。待っている間、末妹の息子、Y君がアイスコーヒーを用意してくれた。ハーゲンダッツのアイスクリーム入りのコーヒーフロートだった。とてもおいしいと褒められ感謝される。

 その後、妹が帰ってきて、電車が来るのと駅に着くのが同時で間に合わなかったそうだ。そのあとの普通に乗って、途中、新幹線の止まる駅で乗り換えるだろうと思っていた。あとの客は、時間に制約のない人ばかり。私は甥夫婦の車に乗せてもらうことにしてあった。妹夫婦と次男の車は、荷物が多いしゆったり乗りたい病身者。車椅子も積んである。車で、関越道を走っているとき、7時近く、弟は高速バスに乗れただろうかと気になった。
 少しして携帯に電話してみた。雑音が入り出ない。折り返し電話が入る。矢張り間に合わなかったそうだ。新幹線に乗ったのに、都合のいい電車がなかったことと乗り換えに時間がかかり遅れたそうだ。どうするの、と聞くと明日までないから友達のところで泊めてもらうか、何とか考える、というので、M子のところか、少し遠いけど、伊勢原まできたら、と言っておいた。友達の都合が悪かったらしくわが家に来ることになった。明日の朝のキャンセル待ちなど分かるのは、9時とのこと。それまでここで待つという。

 新百合ヶ丘駅まで送ってもらい、小田急線に乗る。夫には、Kが泊まることになるかも知れない、と電話した。伊勢原からタクシーで帰る。夜の運転は嫌なので、弟が来ても駅まで迎えられないから、タクシーを使うように言わなければ、と考えていた。

 夫に、詳しい理由を話すと、自分が、迎えに行ってあげるから、駅に着いたら電話するように伝えておくように、と言ってくれた。有り難かった。
 電話があったのは、10時半頃。夫は、酎ハイを買って帰る。お茶を用意して置いたが、酎ハイで歓待。頂いてきた肉まんを蒸して肴にする。私もお相伴。夫と弟は話しが合う。私は、旅装の片付けや、雑用があるので、自室にはいる。寝具の用意もすませた。私が片づけに行くと、夫が風呂の用意ができているといって、2階へ上がっていく。
 私は、ノートパソコンの8を持っていき、写真など見せたあと、路線情報を調べた。夫も調べたらしく、プリントしたものを持ってきた。見ると、みな、新横浜まで行くようになっている。小田原に出てこだまに乗って、名古屋でのぞみに乗り換えて、という経由で、幾つか探し、適当なものが見つかったらしい。明日はそんなに早くなくてもいい、というので10時頃?と聞くと、もう少し早くても遅くても、いろいろあるから、臨機応変でいいそうだ。性格がのんびりしている。
 寝たのは2時過ぎ。弟は入浴したが私は疲れ果て、風呂に入る気も起きなかった。

 翌朝、少し早めに起きて、簡単に朝食の用意。夫が、レシピ通りに作って置いたぶりの照り焼きがあったので、それと甘塩鮭を焼く。納豆と野沢菜漬け、レタス・キュウリ・新玉ねぎのサラダ、わかめとお豆腐の味噌汁。焼き鮭は手を付けず。弟も今は野菜中心の食事という。結局、9時半頃の小田急で小田原に向かった。夜、7時頃、家に着いたという電話があった。夫に対しても丁寧なお礼を言われた。疲れたでしょう、ゆっくり休んで、というとそれ程ではないとのことだった。



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by ttfuji | 2013-05-28 15:40 | 家族・身内・私 | Comments(8)

日記 週末の予定

 5月22日(水)
 このところ夏日が続いている。暑がりの私には過ごしにくい日々だ。午前中、スイミング。水温がだんだんと低くなっている。高齢者のクラスだから、みなプールの水温が気になるらしく、先に入った私に、どう?つめたい?と聞く。いつもよりは冷たいけれど、すぐ慣れるわよ、と答える。プールサイドの体操で汗ばんでいるからシャワーを浴びてから入るが丁度いい。
 1時間半の腰痛予防コースのおかげか、腰痛に悩まされることもない。内科でも整形でもスイミングは成人病予防にも膝の痛みにもいいから続けてください、と勧められる。

 午後、自治会費の集金が済んでいたので、整理して会計理事さんに届ける。集金ノートと領収書はお金とともに預けてくる。確認に時間がかかるので後で届けてくださるとのこと。留守の時はポストに入れてくださいと伝える。
 5月23日(木)
 午前中、Tさんと図書館行き。今、読む本がたまるっているので、借りる本は2冊にとどめた。友人からお借りした本や読書会の課題本、まとめていただいた本などあり、プレッシャーを感じている。雑用が多くなかなか読めない。読んで面白かったものや感動した本は、友人たちの間を行きかう。今のところ、図書館へ行かなくても結構間に合うがリクエストしていた本が届いており今日が取りに行く期限だった。

 以下は今週の予定。
 5月24日(金)
 今週の金曜日は体操がお休み。午後、南公民館の会場予約の調整会議があり、読書会の代表さんから出席してほしいと頼まれた。
 5月25日(土)
 26日に、母の7回忌法要があるため、高崎の末妹宅に行く。新宿のデパートで何軒か分の手土産を買う予定。高崎着の時間を路線情報で調べ、前日(金)妹に電話する。
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by ttfuji | 2013-05-23 23:27 | 生活雑記 | Comments(0)
 毎年恒例の郷土史研究会のバス旅行は、私が最も楽しみにしている行事です。
 今年は、5月16日(木)に実施されました。行先は「長野県諏訪大社 とその周辺」です。
 中央公民館前、7時50分に集合。今日の参加費を払い、公民館裏に停車している小型バスに乗り込む。8時出発が少し遅れ8時10分。今日の参加者は18名。偶然、男女9人ずつ。参加率は良いとはいえないが、高齢者が多いため、バス旅行などは、いつも半数ほどの参加になる。まず、お天気に恵まれたことが何よりうれしい。
 車内で資料とお茶が配られる。役員の田中さんが、資料について説明してくださる。

 行程は厚木より東名高速=御殿場IC=東富士五湖道路=河口湖IC=中央高速道路=諏訪IC=諏訪大社上社到着。途中2か所でトイレ休憩もあり、11時到着の予定がかなり遅れる。

 諏訪大社上社は「前宮」と「本宮」がある。前宮で、男性、女性のガイドさんが待っていられた。大分お待たせしたと思われるが、快く挨拶して下さった。男女9名ずつ2組に分かれ案内して頂く。女性ガイドは大山口邦子さん。熱意を感じる説明だった。
 諏訪大社は信濃国一之宮であり、全国に一万有余の分社を持つ。農事・五穀豊穣・水・風・の守護神であり、武勇の神でもある。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)と八坂刀売神(やさかとめのかみ)。祭神の名はどこの神社に行っても頭の中を通り過ぎるだけである。
 古事記を多少学んだので、東征神話などで、国譲りと関係があったらしいと想像するだけである。大国主の命の国譲りに不満を持つ弟神との争いがあったと説明があったがその神が始祖ということか?。多くの神事や七不思議の説明があったが、何としても有名なのが、神社の4隅に立てられた4本の柱である。
 上社の「前宮」と「本宮」、諏訪湖を挟んで対岸の位置にある下社には「秋宮」と「春宮」がある。4つの大社にそれぞれ4本の柱が立てられている。本宮の御柱は、一之御柱から四の御柱まで、55尺、50尺、45尺、40尺と決められているという。

 諏訪大社には2度来ているが、他の観光地を兼ねた旅行で、本宮しか来ていない。4つもあることは知らなかった。
 兎も角、上社だけでも1時間はたっぷりかかる。社殿の幾つかは屋根や建物の葺き替え工事中でシートに蔽われていたが、建物は幾つもあり、案内立て札も多い。ガイドさんは詳しく説明して下さるが、御祭神や由緒などは後でしおりや資料をゆっくり読むことにする。
 江戸時代の力士、大関までいった「雷電」はこの近村の出身とのことで、雷電の実物大の像が飾られている。これは、本来は国技館へ収めようとしたところ、大きすぎて、飾ることができず、諏訪大社に奉納されたという。そばに土俵もできている。一見、小さく感じるが上がってみると大きさがわかるという。ガイドさんに勧められて上がってみて納得していた。
 千代の富士の写真も飾られており、こちらは優勝力士の写真として国技館に飾られたものだが、古いものから順に外されるのでそれを奉納したものという。
 また、どんな干魃の時でも、宝殿の屋根の穴から毎日3滴の滴がおちてくる水を竹筒に集めて、雨乞いの神事に使うと必ず雨が降るといわれる七不思議の一つや、蛙狩(かわずがり)の神事も興味深かった。毎年、元旦の朝、氷の張った堀の水の中から冬眠中の赤蛙を探し出して、弓で入り、矢つきのまま龍神に供えるという神事もある。龍神の食べ物という説明にかわいそうの声もあったが、ガイドさんは、はっきりとこれは神事です、と感情論など無視。
 また、肉食の習慣のない時代でも、イノシシや鹿を食べることを、神様(神社)が許したことを、草食だけでは闘えません。しっかり肉も食べなければ力がでません、ここは武運を祈るいくさの神ですから、と力強くいう。
 
 御神紋は「殻(かじ)の木=梶の木」の葉3葉と根をあらわしたもの。上社は根が4本、下社は根が5本と区別されている。古い書物に殻の字が使われているので、殻の字の案内板があった。
 約1時間余の駆け足案内だったが、一生懸命説明して下さるガイドさんの情熱や使命感、誇りのようなものが伝わった。
 
 昼食は諏訪湖をぐるっと半廻りしたほどの距離にある、下社に近いおそば屋さん。こちらも予定よりかなり遅れ、お店に心配をかけたと思う。さすが、おそばの本場、おいしい、コシの強い天ざるだった。

 下社に向かい、先に「秋宮」へ。こちらでも男性ガイドさんが待っていて下さる。
 こちらも立派な諏訪大社だ。大きな鳥居と太いしめ縄は同じ。お詣りは左側の道を通って拝んだ後、左から社殿の後ろを通って右の道(社殿に向かって)を通るように教えられる。4本の御柱も御神紋の5本の根も確認。確認。次に、「春宮」へ。約1キロバスで移動。もうこうなると、区別が付かない。取り敢えずお詣りし、4本の御柱だけ写真に写す。

 そのあと歩いて、近くに「万治の石仏」を見学する。巨大な半円の上に頭部が載っている。阿弥陀様という。 いわれは、明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠治が、春の宮の鳥居を奉納しようとした。命を受けた石工がこの地にあった大きな石にノミを打ち込んだところ、その石から血が流れ出た。
 驚き恐れた石工は、大鳥居の造作をやめ、改めてこの石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したという石仏という。万治3年(1660年)に建立したため、「万治の石仏」といわれる。
 新田次郎の句「石仏のいわれを秘めて秋の月」がある。資料からうつしたもので、石仏の近くにこの句の立札があるか資料にも書いてないし、私も確認してない。
 こちらのガイド氏も熱心な方で、特に、驚いたのは、伊勢原について詳しく、大山や歴史遺跡、社寺など何度も訪ね、写真や記録など詳しくまとめられている。ファイルを見せて下さった。この郷土史研究会がガイドをお願いしたとき、担当を願い出たという。奇縁を感じる。 

 予定では、このあと「尖石縄文考古館」にも立ち寄ることになっていたが、時間が押せ押せで遅れたため、割愛する旨、昼食の時、知らされた。一同同意。私も一度来ているので、異存はない。
 3時半頃、バスで「御柱木落し」の場所を通り車窓より確認、帰路に向かう。

 富士道路あたりで大雨になり、御殿場辺では小降りになったように思えたが、小止みなく降り続いていた。伊勢原へは8時過ぎに到着。4箇所ほど、家に近いところで下ろして下さった。私も家から5分ほどのところで降りありがたかった。朝の予報で夜は雨になるといっていたので、雨具の用意もしていた。

 このような、バス旅行の時、役員さんは必ず下見に行って計画をたてる。関係部署に相談したり、食事場所など予約する。役員さんに感謝です。ありがとうございました。
 
(この記録は「いせばら」に載せるため加筆修正し、ワードに書きコピペしたものです。従ってダブりますが再掲載します写真は削除しました。)
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by ttfuji | 2013-05-22 23:50 | 郷土史・講演会・学習 | Comments(0)

自治会費の集金に思う

 今年は班長の当番で、会費の集金もあるが19戸分の集金などどうということもないと思っていた。
 4月の末に、自治会の本部から、自治会費の集金についての回覧文書が届けられた。前期・後期と2期に分け、前期分を5月に、後期分を10月に集金させて頂く、というもの。その他、赤十字募金のご協力をお願いしますとプラス500円と付記されている。

 ところが、わが班は2年前から全期一括で集金させて頂くことに決まった。その時の班長さんが、高齢で、横浜に住む息子が時々来てくれるので、息子さんに、回覧文書を作ってもらい、集金もお願いした、という事情があり、有無をいわさず一括になった。
 次の年(昨年)の班長も一度ですめば、ラクだからと、一括集金にした。

 今年、わが家の当番になって、本部から来た回覧文書は、2期に別れた金額のもの。半期2千円と赤十字募金500円を集める、というもの。よその班の友人に聞くと、半期ずつ集めているという。中には、面倒だから一括で払う、という人も結構いるとのことだった。私は、原則に従って、2回集める方がいいのではないかと思い、付属の回覧文書を作り、半期分か全期分か、自由ですから、選択して下さいと書いて回した。
 若い子育て世代も何軒かある。分割の方が支払いやすいのではないか、とも思った。
 当然のように、一括に決めた人から、私のやったことは間違っていたのだろうか、みんなに迷惑をかけたのだろうかと、眠れなかった、と言ってきた。私は、その方に、別に間違っているかどうかの問題ではない、それも一つの方法だと思う。でも、私のやり方も一つの方法、間違っているとは思わない、と答えた。私は、今のところ、集金に2度回ることに、それ程負担を感じない体力がある、とも言った。
 さて、どこの班でももう集金に来たと友人に聞いたので、私も腰をあげることにし、18日の土曜日から訪問をはじめた。
 自治会費の方は、大学ノートに名前を書き、前期、後期の欄を作り、日付と印鑑を押すというやり方だが、募金の方は、複写の領収書を渡され、その都度、名前と金額を入れ、一枚をお渡しする。これは強制ではないので、ノートに名前を書かない。領収書の複写の上が残る。殆どのお宅では、お金を外で渡され、玄関先の階段か、膝の上で書いたり押印したりで、下手な字がますますヒドイ状態だった。
 初めの日に回ったのは10軒ほど。留守のお宅も多かった。翌日も日中は暑いので避け、夕方から回ったが、4軒は留守だった。内、2軒は男性一人の単身者だった。メモを入れて置いたらいいと、教えられ、わが家の電話番号を書いて、ご都合のいい、日時を連絡して下さいと記した。一人は、夜の遅い時間に電話があり、いまからお持ちしていいかと、謝りながら言う。寝間着を着ている時間だったが、玄関を大きく開けて待った。一括で、募金まで頂いた。あと一軒は、普段は不在で、結婚して都内に住み、毎週実家に戻る女医さん。両親を相継いで亡くし、週一で父親の生家(秦野)の病院を手伝っている女性。わが家の娘より年下だが幼い頃よく遊んだ、懐かしい人だが、何十年も会ってない。今現在、連絡はない。今週は来てないのだろう。
 もう一人は、現役の男性。2日続けて留守だったので、留守電に伝言したら、日曜日の夕方、電話があり、即刻届けて下さった。迷惑かけます、宜しくお願いします、と感じのいい方だった。
 最後の一人は、明日、届けると言われ、私も出かけたので、午後こちらから伺い集金できた。
 5人のかたが、半期支払いを希望したし、勿論、募金も断る方も複数いた。
 簡単と思っていた集金も結構神経も使い、疲れた。会計理事さんに、明日中にも整理してお届けしよう。未入の一件は、別に持参することにする。
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by ttfuji | 2013-05-21 23:13 | 時事・社会・地域・自治会 | Comments(2)
 5月16日(木)
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 晴。まず天候に恵まれたことを何より感謝する。中央公民館前、7時50分集合なので、家を7時頃に出る。速歩が苦手で、他の人が30分で行ける距離を私はゆっくり歩くので40分近くかかる。速歩は息が切れて苦しい。
 今日の参加費を払い、公民館裏に停車している小型バスに乗り込む。隣席は、いつも一緒のNさん。旅仲間4人組の2人が不参加なのはちょっとさびしい。
 今日は18名の参加である。偶然、男女9人ずつ。参加率は良いとはいえないが、高齢者が多いため、バス旅行などは、いつも半数ほどの参加になる。

 8時出発が少し遅れ8時10分。車内で資料とお茶が配られる。
 行程は厚木より東名高速=御殿場IC=東富士五湖道路=河口湖IC=中央高速道路=諏訪IC=諏訪大社上社到着。11時到着の予定がかなり遅れる。男性、女性のガイドさんを大分お待たせしたと思われる。が、快く挨拶して下さった。男女9名づつ2組に分かれ案内して頂く。女性ガイドは大山口邦子さん。熱心に説明して下さった。何としても有名なのは大社の4隅に立てられた4本の柱。上社の「前宮」と「本宮」、諏訪湖を挟んで対岸の位置にある下社には「秋宮」と「春宮」がある。4つの大社にそれぞれ4本の柱が立てられている。本宮の御柱は、一之御柱から四の御柱まで、55尺、50尺、45尺、40尺と決められているという。
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 諏訪大社には2度来ているが、他の観光地を兼ねた旅行で、本宮しか来ていない。4つもあることは知らなかった。
 兎も角、上社だけでも1時間はたっぷりかかる。社殿の幾つかは屋根や建物の葺き替え工事中でシートに蔽われていたが、建物は幾つもあり、案内立て札も多い。ガイドさんは詳しく説明して下さるが、御祭神や由緒などはしおりや資料でゆっくり読むことにする。
 江戸時代の力士大関までいった「雷電」はこの近村の出身とのことで、雷電の実物大の像が飾られている。これは本来は国技館へ収めようとしたところ、大きすぎて、飾ることができず、諏訪大社に奉納されたという。そばに土俵もできている。一見、小さく感じるが上がってみると大きさがわかるという。ガイドさんに勧められて上がってみて納得していた。
 千代の富士の写真も飾られており、これは優勝力士の写真として国技館に飾られたものだが、古いものから順に外されるのでそれを奉納したものという。
 また、どんな干魃の時でも、宝殿の屋根の穴から毎日3滴の滴がおちてくる水を竹筒に集めて、雨乞いの神事に使うと必ず雨が降るといわれる七不思議の一つや、蛙狩(かわずがり)の神事も興味深かった。毎年、元旦の朝、氷の張った堀の水の中から冬眠中の赤蛙を探し出して、弓で入り、矢つきのまま龍神に供えるという神事もある。龍神の食べ物という説明にかわいそうの声もあったが、ガイドさんは、はっきりとこれは神事です、と感情論など無視。
 また、肉食の習慣のない時代でも、イノシシや鹿を食べることを、神様(神社)が許したことを、草食だけでは闘えません。しっかり肉も食べなければ力がでません、ここは武運を祈るいくさの神ですから、と力強くいう。
 また、水の神、農耕の神でもあり、諏訪を名乗る分社は全国に一万余社あるという。
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 御神紋は「殻(かじ)の木=梶の木」の葉3葉と根をあらわしたもの。上社は根が4本、下社は根が5本と区別されている。古い書物に殻の字が使われているので、殻の字の案内板があった。
 約1時間余の駆け足案内だったが、一生懸命説明して下さるガイドさんの情熱や使命感、誇りのようなものが伝わった。
 
 昼食は諏訪湖をぐるっと半廻りしたほどの距離にある、下社に近いおそば屋さん。こちらも予定よりかなり遅れ、お店に心配をかけたと思う。さすが、おそばの本場、おいしい、コシの強い天ざるだった。
 下社に向かい、先に「秋宮」へ。こちらでも男性ガイドさんが待っていて下さる。
 こちらも立派な諏訪大社だ。大きな鳥居と太いしめ縄は同じ。お詣りは左側の道を通って拝んだ後、左から社殿の後ろを通って右の道(社殿に向かって)を通るように教えられる。4本の御柱も御神紋の5本の根も確認。確認。次に、「春宮」へ。約1キロバスで移動。もうこうなると、区別が付かない。取り敢えずお詣りし、4本の御柱だけ写真に写す。
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 そのあと歩いて、近くに「万治の石仏」を見学する。巨大な半円の上に頭部が載っている。阿弥陀様という。 いわれは、明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠治が、春の宮の鳥居を奉納しようとした。命を受けた石工がこの地にあった大きな石にノミを打ち込んだところ、その石から血が流れ出た。
 驚き恐れた石工は、大鳥居の造作をやめ、改めてこの石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したという石仏という。万治3年(1660年)に建立したため、「万治の石仏」といわれる。
 新田次郎の句「石仏のいわれを秘めて秋の月」がある。資料からうつしたもので、石仏の近くにこの句の立札があるか資料にも書いてないし、私も確認してない。
 こちらのガイド氏も熱心な方で、特に、驚いたのは、伊勢原について詳しく、大山や歴史遺跡、社寺など何度も訪ね、写真や記録など詳しくまとめられている。ファイルを見せて下さった。この郷土史研究会がガイドをお願いしたとき、担当を願い出たという。奇縁を感じる。

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 予定では、このあと「尖石縄文考古館」にも立ち寄ることになっていたが、時間が押せ押せで遅れたため、割愛する旨、昼食の時、知らされた。一同同意。私も一度来ているので、異存はない。
 3時半頃、バスで「御柱木落し」の場所を通り車窓より確認、帰路に向かう。
 富士道路あたりで大雨になり、御殿場辺では小降りになったように思えたが、小止みなく降り続いていた。伊勢原へは8時過ぎに到着。4箇所ほど、家に近いところで下ろして下さった。私も家から5分ほどのところでおりありがたかった。朝の予報で夜は雨になるといっていたので、雨具の用意もしていた。

 このような、バス旅行の時、役員さんは必ず下見に行って計画をたてる。関係部署に相談したり、食事場所など予約する。役員さんに感謝です。
 
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by ttfuji | 2013-05-17 11:25 | 郷土史・講演会・学習 | Comments(4)
 昨日(昨夜)、約束より遅れると電話があった。こちらに見えたのは6時頃、川崎の客で手間どったとのこと。 まず、ノートパソコンを箱からだし、保証書や書類を渡される。作業に入り、ノート無線ランで使ってほしいといわれ、夫の部屋にある無線ランの機器を調べた。以前、無線ランの電波状況が不安定で、ケーブルにつなげたことがあったが、そのため2つの機器が高性能だが、喧嘩している状況なので片方を閉じる必要があるということだった。
 写真や文書が多過ぎでパソコンの動きが遅いと思うので、今、一生懸命削除しているというとデータの容量は、ペットボトルに例えるなら1本と30本の差があるといわれほっとした。それでも、今までのパソコンの状態は良い方だという。データが読み取れないものもあるとのこと。

 移動できないソフトはこのまま使えますね、ときくと、移動は、コピーだからデータは残っています、新しいパソコンになれるまで、両方使えばいいですよ、といわれなんとなく安心した。ただ、XPは来年サービスが打ち切られるという。今のうちに使いこなせるようにしたい。
 二つパソコンがあったら、置き場に困ると思ったが、コンパクトで軽いし、居間でも自室でも使えるので便利である。ただし、なれないので戸惑いもある。
 ドキュメントが開けない。開くのだが、項目が羅列されるだけで内容が読めない。これは電話相談しよう。
  このブログも、ほとんど書き終わったところで、動かなくなり消えた。途中で、警告のような質問があったが無視したための結果だったのだろうか。
 文字の色が薄く読みにくい感じもする。まあ慣れるしかないのだろう。
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by ttfuji | 2013-05-16 16:52 | パソコン・スマホ | Comments(0)
 昨日は、午前中歯科の日で、先週虫歯が発見されたが、歯石除去が済んでからとのことで、今日その治療があった。次は4か月後の9月歯石除去の歯周病チェックを予約。

 11時、このまま、皮膚科に回る。塗り薬を付けるとかゆみがひどく、眠れないほどです。かきむしりたいのを我慢して強く押さえたり指先で叩いたりしているが我慢できず爪先で掻いてしまうと先生に訴える。

 先生は、もう少し強い薬にしましょう。かゆみを抑える薬も混ぜて作りますから、試して下さい。といって処方箋を作って下さった。調剤薬局では、何度も目の周りの薬と頬用のくスリを分けてくださる。成分が表示されているが、私がネットで調べることもしない。
 
 何年か前、画期的に効いた薬があり、その薬でもなさそうだ。新しい軟膏と飲み薬のおかげか、昨夜はかゆみが出なかった。朝、目の周りの赤みも殆ど感じないのでスイミングにいってきた。何年か前は、プールの塩素が原因と思ったことがある。しかし、それが原因ではなかったらしい。皮膚科の先生にも水泳しても大丈夫といわれたし。
 
 アトピーのあかちゃんがかゆがって泣くのを見たことがあるが、言葉が話せないだけかわいそうだった。どれほどつらいだろう、と私は自分で掻けるだけでも、有り難いのに、といつも思っていた。
 
 いずれにしても。この歳でなぜアレルギーの病気に罹ったのだろう。免疫には強いはずだったのに。今夜の薬で、かゆみは全く感じない。
 
 あすは、郷土史のバス旅行で、信州の御柱で有名な諏訪大社ほか幾つかの史跡を訪ねてくる。茅野市は伊勢原市の姉妹都市である。私も2度ほど行っている。

 明朝7時50分中央公民館前集合。家から歩いたら40分ほどかかる。丁度いいバスがない。帰りは7時半頃の予定だ。
 でも夫は朝に弱く、起きられず送ってもらえない。9時~10時半頃までに起きる人である。頼りにならないので諦めているが。
 ふと、一方的に私の方が送っていると感じる。遊びに行くのに、文句は言えないが。
 少々、眼瞼炎で目が鬱陶しくても参加する。どんな小旅行でも、旅行は大好きである。気分転換できる。
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by ttfuji | 2013-05-15 23:13 | 医療・健康 | Comments(0)
 眼瞼炎や体調不良、各種の団体や自治会のお役目など、日常茶飯事(日常煩事)が重なった上に、本人の老化による能力(脳力)と気力の減退、さらに最大の理由は、新しいパソコンに振り回されたこと。と読書録が書けない理由を言い訳する。
 みっともない話だが、それでも書ける範囲で書いておきたい。

 『マドンナ・ヴェルデ』 海堂尊 新潮社
 この本は、Tさんの知り合いの方から頂いたもの。カバーをかけた新刊そのもので未読のものではないかと思わせるほど新しい、こんな本が何十册もあり、ブックオフに持っていく手段がない。だれか読んでくれる人に何冊でも持っていってもらいたい、といわれた由。Tさんを通じ6冊ほど頂いた。しかし、自分の本になると、後回しになる。図書館や友人に借りた本が先になる。
 お隣の奥さんに先に貸したりした。宝の持ち腐れではもったいないので、この本を手に取った。読み始めて、これは、たしかテレビでドラマ化していた、と気付いた。しかし、毎回見ていたわけではないので、読んでみたら、衝撃的だが面白かった。

 女医になった娘、理恵が、子宮の手術で子どもが生めなくなる。手術前に夫の精子と体外受精した卵子が保存されている。娘は、母親(山崎みどり)に「おかあさん、私の子を産んで」という。 衝撃を受け躊躇するが、娘の頼みは強引だ。たった一人の娘、たった一人の孫のために受け入れる。
 誰にも分からないように、着々と物事を進める娘。法的には自分のお腹から生まれた子の母親は自分である。みどりも出産を迎える頃には、自分の子として育てたいと思う。娘が、母親としての適性にかけると思われるのだ。
 いま、先端医療でこんなことがおこなわれているという。善悪の判断はむずかしい。

 『阪急電車』 有川浩 幻冬舎
 以前、マイミクさんが、良い本として紹介していた。たまたま、図書館で見つけたので借りてきた。とても読みやすく、楽しい本で、休眼日の昨日、一日で読み終えた。
 阪急宝塚駅は、梅田に直接向かう宝塚線と、神戸へ連結する今津線とが「人」の形で合流している駅だ。この物語は、そんな阪急電車各線のなかでも知名度が低いであろう今津線を主人公にした物語である。と冒頭に書いてある。
 西宮北口方面行きー宝塚駅から始まり終点までの駅名が表示されている。
 宝塚駅=宝塚南口駅=逆瀬川駅=小林駅=仁川駅=甲東園駅=門戸厄神駅=西宮北口駅 (もんこやくじんえき)で変換でき読み方がわかった。その後、コメントでVINさんが「もんどやくじん」と教えて下さった。
 電車の乗客が駅で乗り降りする間にもそれぞれの人生が垣間見られるし世相が見られる。若者の出会いや恋愛も別れもある。喧嘩や諍いも見られる。ほほえましいカップルもあれば、いじめや仲間はずれに合っている中年の主婦や小学生もいる。一話に出てくる人が別な話にも繋がっていて興味深い。
 中年の着飾った奥様(おばちゃん)が周りの迷惑もお構いなしで大声でお喋りしている。
 時江と孫の幼稚園児の孫亜美が乗ってきた。犬のケージを持っている。女の子は、祖母に「どうして大人の人なのにうるさいの?」と聞く。うるさいのでおばあちゃんに聞こえないと思い大きな声できいたのだ。周りの人達はぷっと笑った。「亜美、こないだの幼稚園の遠足で、先生に電車の中では静かにしなさいと言われたよ。大人になったらいいの?」。また数人が吹き出す。奥様方もお喋りは途切れ、こちらを睨んだ。「ちょっと! 子どもにどういう教育してるのよ!」「・・電車に犬なんか連れ込んでいるくせに」といわれ、時江は「きちんとしつけしてますよ。いいこと?犬・猫はケージに入れて所定の料金を払えば車内に持ち込めるのよ。これがその切符よ」。別の人が、「臭いのよ。犬が臭いのよ」という。「臭くないもん、きのうシャンポーしたもん」と亜美は言う。「犬の臭いなんか分かるわけないよねぇ」と若い女性が割って入った。「香水の入り混じってクシャミがが出そうだもの、この辺」「酔いそうやな」と彼氏も頷く。「随分お高い香水使っているようですけど、正しい付け方ご存知ですか。一プッシュでいいんですよ。・・・皆さん嗅覚が麻痺して自分で分からないみたいだけど、これで犬の臭いがわかるんだったら、犬より鼻がいいんですね」奥様集団は、一駅前で下りていった。
 この集団は、席を取るため、ブランドもののバッグを前の空席に投げたりしている。
 女子中学生が、あとから来る友人のために、鞄を置き席を確保するのを、窘めた老人もいる。そうした注意が、それぞれ、受けた方の身に付いている。うるせえ!とやり返す場面は殆どない。善意と正義、常識的な一ばかりだ。2話ばかり、酷そうなどうなるのだろう、という話もあるが、良い方に解決している。
 この沿線に住む著者は、出版社とだんなに勧められてこの本を書いたという。妻の技量を認め応援している夫が好ましい。
 『図書館革命』も読んでみたい。

 『IQ84』 村上春樹 新潮社
 村上春樹といえば、今や世界で最も読まれている日本の作家、ということになっている。興味があったが、厚さに抵抗を覚えていた。それでも、どういったものか、少しでも囓ってみようと前々回図書館で借りてきた。読む前、IQとは知能指数のIQと思っていた。それも含まれているかも知れないが、1984年の意味もあるようだ。読んでみれば面白い。でも時々異次元の世界を感じる。新興宗教とかNHKの集金人とか、リーダーとか暴力団関係とか、インストラクターとか、作家とか暗殺者とかが登場する世界だ。
 「空気さなぎ」という小説を書いたのは「ふかえり」という少女。深田絵里子。文が未熟ということで編集者に言われて書き直したのは、予備校講師であり小説家の「天吾」。kの作品は文学賞をもらう。ふかえりは天吾と暮らしていたが、未成年でもあり男女関係はない。天吾が父親の介護に病院へ通っていたとき、ふかえりは姿を消す。
 DVの夫から逃れて、逃げてきた女性を駆け込み寺のようにかくまっている上品な老齢女性緒形静恵。その女性の命令で夫たちを殺す指令を受けているインストラクターの女性「青豆」。「証人会」という宗教団体のリーダーも殺される。犯人青豆を何としても探し出せ、と教団側の強面に迫られている弁護士の「牛河」。
 天吾と青豆は中学時代の同級生でおたがいに好意を持っているが、なかなか出会えない。これからどうなるかわからないし、興味がないわけではないが、3分の2ほど読んだところで、私の頭では話がもう一つ理解できないと感じた。これに係わっていたら、もっと読みたいものが手元に沢山あるのに、読めない。思い切って放棄する。
 
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by ttfuji | 2013-05-13 23:49 | 読書・読書会・図書館 | Comments(2)