2007年 03月 28日
繕い物 |
娘に繕い物を頼まれた。中2の孫のジャージパンツである。膝がすり切れている。特に右がひどい。新しいの買ったら、買ってあげるから、というと始末屋の娘は、だってあと1年よ。ちゃんとしたのがあと2本あるから、なんとか間に合わせようと思って、という。娘は良く言えば倹約家、言い方を変えればこだわらない無頓着な性格である。私たちが身なりにうるさく言うことに自分のことを含め反発する。着るもののことで干渉し、言い争ったことも数知れない。今は、何も言わないよう努めている。
孫の小学校時代は、野球のユニホームはじめ、普段着もいつも膝からすり切れる。アップリケ風にかぶせたのは保育園の頃。その後、薄切れのうちは、裏からあて布をして刺し子のように繕った。穴が空いたものは、大きな布をかぶせて、細かくかがった。
中学生になったとき、もう繕い物から解放されると思った。今時の中学生が継ぎの当たった、ものをはくとは思えなかった。だが、ユニフォームだけは、きりがないほど傷むのでよく頼まれ繕った。
今回、頼まれたジャージは青色。似たような布があったと思って探したがなかった。要らなくなって捨てる人も多いと思う。そんな人から、頂いて、良いところだけ使えばあて布ができるのに、と思った。
暫く放っておき、新しいのを買おうと思いつつ、数日前、ホビー店の前でワゴンに置かれた端切れを見つけた。多分、こんな色だろうと買ってきたが、少し薄かった。少し濃いのなら何とかなるが薄いのは合わない。また暫くそのままにした。昨日、今度は端切れではなく、沢山の巻かれた布から選んで20センチからいいですよ、と言うので切って頂いた。色は殆ど同じ。ジャージではないが2枚重ねで丁寧に繕った。裏にもあて布した。どうにか格好は付いたと思う。使い捨てを見直す時代、環境にもいいことと納得した。孫も嫌がらずに着てくれるのでやり甲斐がある。
今日午前中、高校野球を見ながらの手仕事だった。
孫の小学校時代は、野球のユニホームはじめ、普段着もいつも膝からすり切れる。アップリケ風にかぶせたのは保育園の頃。その後、薄切れのうちは、裏からあて布をして刺し子のように繕った。穴が空いたものは、大きな布をかぶせて、細かくかがった。
中学生になったとき、もう繕い物から解放されると思った。今時の中学生が継ぎの当たった、ものをはくとは思えなかった。だが、ユニフォームだけは、きりがないほど傷むのでよく頼まれ繕った。
今回、頼まれたジャージは青色。似たような布があったと思って探したがなかった。要らなくなって捨てる人も多いと思う。そんな人から、頂いて、良いところだけ使えばあて布ができるのに、と思った。
暫く放っておき、新しいのを買おうと思いつつ、数日前、ホビー店の前でワゴンに置かれた端切れを見つけた。多分、こんな色だろうと買ってきたが、少し薄かった。少し濃いのなら何とかなるが薄いのは合わない。また暫くそのままにした。昨日、今度は端切れではなく、沢山の巻かれた布から選んで20センチからいいですよ、と言うので切って頂いた。色は殆ど同じ。ジャージではないが2枚重ねで丁寧に繕った。裏にもあて布した。どうにか格好は付いたと思う。使い捨てを見直す時代、環境にもいいことと納得した。孫も嫌がらずに着てくれるのでやり甲斐がある。
今日午前中、高校野球を見ながらの手仕事だった。
by ttfuji
| 2007-03-28 14:17
| 家族・身内・私